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プラスチック製品設計における安全率設定の考え方 安全設計手法 (その9)
【安全設計手法 連載目次】
- 1. フェールセーフ
- 2. フールプルーフ
- 3. プラスチックのクリープ特性1
- 4. プラスチックのクリープ特性
- 5. プラスチックの応力緩和1
- 6. プラスチックの応力緩和2
- 7. プラスチックの応力
- 8. プラスチックのひずみ
- 9. プラスチック製品設計における安全率設定の考え方
1. 安全率設定の重要性
2. 安全率とは
3. 安全率設定の考え方


一般的にプラスチックは、最低限保証される強度上の規格は存在しません。したがって初期値において、その基準強さは上下に大きなバラツキを持っているものとして考えなければなりません(図1の①)
プラスチックの特性として、経年劣化の程度が大きいことが挙げられます。時間の経過とともに基準の強さは徐々に低下していきます。その低下スピードは使用環境条件により異なるため、基準強さのバラツキは経年で大きくなっていきます(図1の②)製品に発生する応力にも当然バラツキがあります(図1の③)。使用環境条件や強度計算の精度などによって、大きく変化するからです。安全率を設定する際は、このグラフにおける基準強さのどの部分と、最大応力のどの部分を安全率の分母と分子に入れるかを明確にする必要があります。図2における「A/1」と「B”/2」で同じ安全率にするのがおかしな話であることは容易に理解できるでしょう。


4.安全率の設定
工学研究社 信頼性工学入門講座 No.4『信頼性試験と保証』日本機械学会(編)『機械工学便覧』
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