1. 物流の勉強方法:ビジネスキャリア検定のロジスティクス管理
◆ 物流:経営者層の学び方
物流についてどのような方法で勉強されていますでしょうか。特に今まで物流に関して何も資格がなかった人が突然、物流のオペレーションに就くことがあります。このような状況に置かれると、好むと好まざるにかかわらず物流や生産システムの勉強をしなければならなくなります。親会社から突然物流子会社に出向になる時などがその例です。
もし物流子会社の社長に任命されたらどうするでしょうか。今までは営業一筋でやってきたけれど、突然物流全般を見なければならなくなったとしたらこれは大変苦労すると思います。たとえ中小企業でも、生産計画から販売、そして物流までのプランニング全般を知らないというわけにはいきません。てっとり早く物流や製造業を学ぶためには、物流経営者のための講座に通うことかもしれません。
「物流経営塾」のような物流会社の経営層を対象にした講座があります。こういった講座では、物流会社経営全般に関わる内容でのカリキュラムが用意されています。そこで講座に参加するとともに、人脈を広げ、SCM全般のいろいろなことを教えてもらうことが効果的だと考えられます。
自社だけではなく、他社の人たちと交歓を交えることで視野も一気に広がることでしょう。ぜひお金を払ってでも参加されることをお勧めします。そのような講座に通えない場合はどうしたらよいでしょうか。その場合にはとにかく現場に出かけていって、担当者と話をすることをお勧めします。
現場に行くことで物流の現状を肌で感じることができます。物流の作業についても自分の目で見ることができますので、まさに3現主義で知識を吸収することができます。一方で物流に関する基礎知識は書籍などで覚えていくしかないかもしれません。また、ビジネスキャリア検定の1つですが、ロジスティックに関する知識を体系的に理解していることを証明する資格があります。厚生労働省傘下の中央職業能力開発協会(JAVADA)が2007年に開始した物流管理分野、唯一の公的資格、「2・3級ロジスティクス管理」、「2・3級ロジスティクス・オペレーション」です。このテキストなどは自学自習に最適かもしれません。この検定試験向けの講座もありますので、時間があれば参加してみるのも一つの方法です。
2. 物流の勉強方法:生産管理
◆ 物流関連知識を学ぶ
物流に関する基礎知識は途中から物流の仕事に就くことになった人は意図的に学ぶ必要があります。なぜなら物流には特殊な用語が多く、これが職場では当たり前に使われているからです。
もし言葉がチンプンカンプンであったとすると、仕事の難易度が上がりそれをこなすことができずにストレスだけが溜まってしまいがちです。そうならないためにも、まずは基本中の基本を書籍から学ぶとよいと思います。この時に使う書籍としましては、前述のビジネスキャリア検定のロジスティクス管理のテキストが最適です。
物流の基礎知識とともに知っておくべき知識として「生産管理」が挙げられます。
最近は物流管理という狭い範囲だけを見ていくべきではありません。今やサプライチェーン全体を見ていくことが求められているからです。特に物流はものを動かす立場にあるため、サプライチェーンのいたるところで出番があります。その中ではリードタイムを短縮する目的での在庫の話が出てきます。
ものの買い方やつくり方の結果として在庫が発生します。サプライチェーン上では極力在庫を少なくしたいわけですから、買い方や...






