短期開発プロセスのしくみづくり(その4)
【短期開発プロセスのしくみづくり 連載目次】
「短期開発プロセスのしくみ構築」の最終回となる今回は、目指す効果、攻め所・取り組みのポイント等についてご紹介致します。
まず、開発プロセスの再構築による効果(実績)は、次に挙げるように色々な側面からの相乗効果が得られます。
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マーケティングの充実化により自社技術を活かせる開発が可能になる
※企画と技術がマーケットリサーチを行う
※ニーズ対応型の開発のみならず、市場喚起型の開発も行う -
後戻りの無い開発、スケジュール通りの開発が出来るようになる
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設計検証の充実化が図られ、品質不良、エラー、欠陥等を未然に防げる
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品質ロスコスト、クレームコスト等後発費用の低減が図られる
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開発設計品目が増える、或いは先行開発が出来るようになる
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生産の立ち上げロスがなくなり、生産時のしわ寄せがなくなる
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設計変更が減り、初期流動管理解除が早まる
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設計基準、品質基準が最新の基準に整備される
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企画品質、設計品質が向上すると共に、品質保証がやりやすくなる
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開発情報の整流化(清流化)が図られ関係部門間の垣根が低くなる
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短期開発技術が高次レベルで共有化され、モチベーションが向上する
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開発マネジメント力が向上し開発を円滑に推進できるようになる
そして、これらの効果を得るための活動の攻め所、ポイントを挙げてみます。
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コミュニケーションを良くすること
※実はここが一番難しい -
各種手続きを簡素化すること
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マイルストーンをしっかり機能させること
※特にDRの考え方、持ち方、進め方 -
マーケット(顧客)情報を的確に捉えること
※要求事項が正しく翻訳出来ているかが重要 -
各部のミッション、業務機能を明確にすること
※業務の空洞化、重複を造らない -
重要な仕事は片手間にやらせないこと
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技術力を追求する(出来ること出来ないこと)
※技術の棚卸と技術の有効性を判断する -
先行開発のできる体制を整えること
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組織横断的、クロスファンクションでの推進を図ること
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仕事を考えさせる、決めさせる風土をつくること
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新しい手法より、やるべきことをやること
といったところですが、こういった活動は、一人や二人、或いは一部の部署等で取り組んでも出来るものではありません。
また、その事業部門のトップ(会社の規模、組織構成にもよりますが事業部長、本部長、工場長クラス)が統括リーダーとなって、全組織一体で取り組んでいかなければ100%失敗します。ネガティブな表現になりましたが言い切れます。
効果がすぐに見えないため、活動発足の意思決定が難しいテーマではありますが、ボディブローで効いてくる活動だけに将来を睨んで取り組むべき有効な活動です。
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