Q&Aサービスは終了いたしました。過去のQ&Aの閲覧のみ可能となっております。
新規に質問をする場合は上記「コミュニティ」より投稿してみましょう。


QUESTION 質問No.433

稼働率と可動率の違いについて(質問No.432の継続質問)

生産 |生産マネジメント |投稿日時:
質問No.432の継続質問です。質問補足は文字数制限があり書ききれないので、改めて質問させていただきます。
トヨタのサイトでは、
可動率(設備を動かしたいときにいつでも動かせる割合)を高めるために、「異常の早期検出」「日常点検と定期点検の強化」「工程・設備上の改善」を行い、「可動率」を大幅に向上して「生産量の変動にきめ細かく対処」できるようにしたとあります。
一般的にとらえると、この3件はいずれも生産量「向上」のために「稼働率」の向上行うものであり、「変動」にどう貢献するのかがそもそも判りません。
敢えて解釈すると、
「異常の早期検出」「日常点検と定期点検の強化」によって、稼働したい時に稼働できなかったという事を防止する。
「工程・設備上の改善」により、そのラインでの生産可能な機種を増やす。とでも理解しなければなりません。
でもそれでは数値化で違いを表すことができないと思います。
もしかすると、そもそも考え方であって定義・計算式は無いのかも知れません。

いろんな方が述べている「稼働率」と「可動率」の違いを整理しました。
「稼働率」の定義が様々存在することは承知していましたが、唯一と思っていた「可動率」にも定義がいくつかあるようで、しかも混同して説明しているものがほとんどなので、判りにくいようです。

1、「稼働率」を能力に対する受注の割合として定義する場合、生産の稼働率と言っていたものを「可動率」と定義。
受注が多すぎて作り切れない場合、「稼働率」は100%を超える。
受注が少ない場合、製造サイドは「稼働率」を上げよう(能力を下げよう)とするのはNGという意見もありますが、そうなのでしょうか。

2、生産開始してからの効率が「稼働率」とした場合、生産開始する前の準備時間(段取替・材料配膳・校正など)も含めた効率が「可動率」。生産数には関係なく、稼働時間・停止時間による計算となり、どちらも100%を超えない。

3、稼働率=実際の生産数/計画した生産能力、可動率=実際の生産数/実際の生産能力。
生産設備の顧客要求仕様が100ヶ/時間で可動率90%とされた場合、稼働率を考慮して製作した設備が能力120ヶ/時間あったとしても、100ヶ/時しか生産できなければ生産数/要求数=稼働率100%でOKとはならず、可動率100/120=83%でNGとなります。
計画した生産能力に対して実際の能力が高ければ、「稼働率」は100%を超えますが、無駄な能力を持った設備となり認められません。

しかし、いずれも「生産量の変動にきめ細かく対処」するものではないので、また別の定義がありそうです。本来の定義をご存知の方がいらっしゃれば、具体例で説明いただけないでしょうか。


補足1 投稿日時:2019/04/15 17:22

回答ありがとうございます。
昔トヨタは、
「稼働率」=稼働時間/就業時間(朝礼・勉強会等の生産しようとしている時間以外も含む)
※稼働時間が就業時間を超えないと生産が間に合わなければ、残業で就業時間を100%以上にしなければならない。
に対して、
「可動率」=有効稼働時間/操業時間(生産しようとしている時間のみ)
と表現したが、一般製造業では1971年頃からTPMを通して「可動率」のことが「稼働率」として広まった。しかしJISで1983年に、
「稼働率」=有効稼働時間/就業時間若しくは利用可能時間
と定義されてしまったため、現在の混乱が生じていると考えますが、いかがでしょうか。
私はトヨタ・JISの「稼働率」定義を知らずに、TPMの「稼働率」とトヨタの「可動率」の違いに悩んでいました。
たぶん同じなので、違いはないということになると思います。まずどの「稼働率」と「可動率」の違いを述べるのかを定義しないと混乱しますね。私は「稼働率」=受注数/生産能力数という考え方も含めてしまいました。
元々の質問は3、の定義からきた疑問ですが、これが一般的でないことはわかりました。

spacer